
凍えるような冬の寒い夜、澄みきった空気の中をトボトボと歩けば、いま生きている自らの小さな足音が聞こえる。
また、夜が明ければくだらない人間たちと欲望が小さな叫びと歩みをかき消してしまう。
明けない夜はない。
心地の良いときは、ほんのひととき。
真夜中に生きる人たちへ、明けない夜はない。
私にはいつも聞こえる小さな声が、あなたの小さな声が聞こえる。
また、明日もトボトボと、歩く。
あなたにも赤いりんごが見えるかもしれない
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